よかったこと。

ギリメノからクタまでは、
ボート、バス、フェリー、バスと乗り換えて、約12時間。

旅中の移動は、基本1泊2日で。
長ければ2泊3日、60時間超え。なんてことも当たり前なので。
12時間なんてヘノカッパなはずですが。

さすがに乗り換えの連続はきついきつい。

だがしかし、ギリメノからロンボクへ渡り、バリへと戻ってくると。
夕暮れ時、クタまで走るバスの中。
どこからか聞こえるガムランの音色。

ああ。バリだ。
って。なんだかわからないなつかしさ。

僕には世界に二つ、いまだ行けてない聖地があって。
ひとつは香港。もうひとつがバリでした。

香港は、深夜特急読んだから。
バリは、学生の時にバックパック担いで旅してた人たちが、
社会人になって短い休みをつかっていくところ。

なんらかバリには彼らを惹きつけるナニカがあるのだろうなと。
そんな風に思っていたのですが。

なんとなく。まだ言葉には落とせてないのだけれど。
なんとなく。わかった気がするのです。

ああ。バリだって。バリに戻ってきたって。
妙なあたたかさ。なつかしさがこみ上げてきた瞬間。
来てよかったなと。それだけでも来た甲斐あったなと。

3週間目にやっとそう思えたところで、
そろそろバリから離れる時期です。

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