日本からの刺客。

バンコクまでの飛行機。
それは大きなメコン川を見た。
緑の大地に、茶色くて太くてくっきりしてた。

日本から来たのめ子嬢は初めて会った僕に、
それはもう息つく間も与えずしゃべりまくってた。

のめ子嬢は、日本人留学生仲間である
しゅう君の友達の友達(?)。
日本からお茶とかお味噌汁をインポートしてもらった。
オーバーランド(南ア→ナミビア→ボツワナ→
ジンバブエ)に行く彼女が、
ケープに滞在したのは3日くらいだったけど、
その間、喜望峰に行ったり、
アフリカ肉料理食べたりと、なかなか楽しめた。

彼女がここへ来たのは、
「アフリカを見たかったから。」
ただそれだけの理由。いたってシンプル。

僕は常に、この日記でもそうだけど、
キレイな言葉を選んで、
難しい言い方を好んで、
そんな風にして人と話してる気がする。
なのに、彼女の口からでる言葉は
常にシンプルでダイレクト。
使う言葉は必要最低限。でも、そんなの関係ない。
それらが彼女の口から出ると、
強い意志をもって
ちゃんと相手に伝わってしまうのです。
僕なんかよりもずっと。
たぶん、ずっと前に考えた目ヂカラとか口調とか、
そういうのもちゃんと彼女は持ってるんだろうけど、
今回、僕がびっくりしたのは、
彼女の放つ言葉のチカラ。
言葉を操るんじゃなくて、伝えるの。ただ伝えるの。
それが一番、大事な事なんだよね。あたりまえだけど。

彼女がここまで来るまでには、
やっぱり相当な悩みとか、
紆余曲折があったのだけれど、
ブッタ的な言い方をさせてもらえば、
彼女は、呼ばれたんだと思う。この大陸に。
別にそんなたいそうなことではないと
考える人もいるだろうけども、
そう思わせるような偶然がいっぱい重なって、
彼女をここに導いてくれたのよ。
前にこのバックパッカーズで知り合った川さん夫婦。
夫のアキさんが、僕に言ってくれた言葉。
「りゅう君には常に、自分にとって良い方を、
面白い方を嗅ぎ分けるチカラがある。」
っての。自分が言われるとよくわからんけど、
彼女を見てるとそう思う。
僕よりものめ子のほうがふさわしいと思う。


ここに来ることを決断したのは彼女。
歯車はまた、凹んだり、悩みあぐねいたりして
一生懸命、楽しんじゃってる彼女にとって、
良いほうへと廻り始めてる。

この世に生を受けたことを、
あれほどまでに楽しんでる人を
僕は久しぶりに見た気がする。

今ごろはナミビアあたりだろうか。
結局、この日記じゃ、やっぱり僕の言葉なんかじゃ、
彼女の魅力は語りきれてないなと。
でも、彼女はきっと、
そのずば抜けた感性と、素直なココロで、
精一杯、楽しんでるんだろなー。と思います。

自分に素直であること、正直であること。
それを彼女から教わった気がします。
ほんとにほんとにありがとうでした。

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