就職活動。

就活は日本社会にとって、重要な行事だと思う。
モラトリアムとはよく言ったもので、
4年間遊びほうけてた大学生が、
受験勉強以来、学校名とか偏差値とか、
そういう着ぐるみを全部はがされる「辛さ」を
久々に経験する重要な行事だと思う。

たぶん、それがなかったら、就職してから、
「なんで遅刻しちゃいけないの?」って真顔で
上司に尋ねる卒業生が出るだろうと思う。

だからといって、僕は就活は絶対的に嫌い。
就活せずに就職する方法はないのだろうか。って
真剣に考える今日この頃。

留年した僕にとって、同じ年に入学した友達は、
まさにいま、就活真っ只中。

エントリーシートとか、面接とかって、
努力とか、対策とかが、まったく役にたたないと思う。
それで落とされたら、すなわち、
自分が否定されるのと一緒。
大学落ちるよりも、精神的にきついと思う。

それだけの思いをして就職すると
何が待ってるのでしょう。

学生と社会人の一番大きな違いって、
未来に希望をもてるかどうかだと思う。

学生のうちは、なんの根拠もなく、
将来でっかくなってやる。なれるだろ。
くらいの自信を持つことができる。
小学生からくらべれば、歳を重ねるごとに、
現実が妙に近づいてきて、
描けるユメってのはどんどん狭まってきてる。

特に保守的な僕なんかは、一度入ったら、
同じ会社で一生過ごすと思う。
だとすると、就職してしまったら、
どんなに努力したところで、
最終的に部長になるのか、課長になるのか、の
違いくらいしかないと思う。

だからこそ、みんな今、がんばってるんだろうな。
ある意味、就活は、自分のこれからの何十年かを、
大きく変えれる最後のチャンスだと思う。

それを逃したら、
給料の範囲でしかユメなんて描けなくて、
あっつい人生論なんて語れなくなって、
変えられない現実にあたまを下げることしか
できなくなっちゃう。

そのための就活でもあるのかもしれない。

たぶん、僕がいま、こんなこと書いても、
社会の厳しさなんて何にもわかってない、
青くさーい精神論にしかならないんだけど。
だから来年、就活にもまれてみたら、
そんなこと言ってる余裕なんてなくなって、
そんなこと言える自信なんてなくなって、
そんなこと考える意味だってなくなってしまうと思う。

だから、社会に出る準備としての就活で、
そういう"甘ーい邪念"をふっとばすんだと思う。
そのための就活でもあるのかもしれない。

だからこそ、いくつになってもユメを語れる人って
すっごくステキに見えるんだと思う。

だからこそ、自分を見失わないために、
自分を持ち続けるために、魅力を失わないように、
みんなにはせめて希望の職種に就いてほしい。
本当にお願い。最後までがんばって。

けど、あんまり無理もしないでほしい。
僕にもわからないけど、
他にも自分を認める手段はいくらでもあると思う。
自分を計る手段はいくらでもあると思う。
自分を責めて、なくしてしまっては、
モトモコモないと思うので。

オレはみんなが何になろうがみんなが好きなんで。

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